Wi-Fi CERTIFIED n

Wi-Fi CERTIFIED n

IEEE 802.11n規格をベースに2.4 GHz帯と5 GHz帯で稼働するWi-Fi CERTIFIED™ nは、住宅とオフィスの両方を通じて幅広いカバレッジ(通信可能範囲)を網羅し、インターネットでの検索やサーモスタット(温度調節器)およびコネクテッド ライティングといったスマートホーム製品の管理など、大きな帯域幅を必要としない日々の生活に欠かせない機能をサポートします。Wi-Fi CERTIFIED nデバイスはWi-Fiの第4世代に属し、スマート リビング アプリケーションを実現する中心的な役割を担っています。ウェアラブルからテレビまで、今日出回っている多くのIoT(モノのインターネット)デバイスはWi-Fi CERTIFIED nをサポートしています。

Wi-Fi CERTIFIED nテクノロジーの主な特長は次の通りです。

  • 音楽やカジュアル ゲームといったアプリケーションで卓越したスループットを実現
  • 他のワイヤレス テクノロジーを凌駕する長距離カバレッジ
  • 信号強度を落とすことなく数多くのクライアント デバイスをサポート
  • 10年以上にわたり高い信頼性の接続性を提供

Wi-Fi CERTIFIED n製品は、Wi-Fi CERTIFIED acおよびWi-Fi CERTIFIED 6™を含む他のWi-Fiバージョンと互換性を有しており、Wi-Fi Protected Access®テクノロジー ファミリーが実現する信頼のセキュリティを活用します。

大幅な省電力化を実現

IoT(モノのインターネット)の時代が全盛を迎え、ハイパー コネクティビティの時代が迫っている中、ますます多くの小型デバイスがインターネットに接続するとともに相互間でも接続するようになっています。これらのデバイスに求められる要件、それはより長いバッテリー寿命です。
このようなニーズに応えるため、Wi-Fi Allianceはさまざまな省電力機能をリリースしています。これらの機能によって、デバイスは電力消費を気にすることなく、Wi-Fiネットワークおよびインターネットへのネイティブな接続性のメリットを活用することができます。またデバイスがインフラストラクチャと通信しなければならない頻度も大幅に減るので、より長時間スリープ モードを維持することが可能になります。これらの省電力機能は、スマートホームやスマートシティ、工業、医療など数多くの市場環境において、Wi-Fi対応デバイスのバッテリー寿命を飛躍的に高めます。