Wireless Innovation ForumとWi-Fi Alliance®、6 GHz帯域AFCシステムの標準化とテストに関する文書をFCC(米連邦通信委員会)に提出

米国ワシントンD.C.発 - 2023年6月20日 - Wi-Fi Alliance®は、Wireless Innovation Forum (WInnForum) と共同で6GHz帯AFC(Automated Frequency Coordination: 自動周波数調整)システムの仕様とテストプランの完全なパッケージを米連邦通信委員会(FCC)に提出したことを発表しました。このパッケージは、部品・機器メーカー、AFCシステム申請者、ネットワーク事業者、認可・非認可事業者、システム インテグレーター、ソフトウェア ベンダー、その他多くの企業・組織を含む6 GHz帯域の利害関係者の総意を代表するもので、6 GHz帯域活用の発展に向けたWi-Fi AllianceとWInnForumの長年にわたる取り組みの集大成となるものです。

Wi-Fi Allianceの世界規制環境担当バイスプレジデント、アレックス・ロイブラト(Alex Roytblat)は次のように述べています。「この仕様とテストプランのパッケージが完成したことは、6 GHz帯域の堅牢なWi-Fi®エコシステムの実現に向けた重要な一歩です。WInnForum、Wi-Fi Alliance®、そしてメンバー企業の皆様との卓越したコラボレーションによって、これを達成することができました」

CommScope社の規制・政策担当シニアディレクターでWInnForumのプレジデント兼会長、Mark Gibson氏は次のように述べています。「仕様書とテストプランを完成できたことを、非常に嬉しく思います。これから、さらにAFCのテストと認証のフェーズへ進むことを楽しみにしています。WInnForumとWi-Fi Alliance®の素晴らしいメンバー間のコラボレーションは、(仕様書とテストプランの作成において)幅広い利害関係者を代表する鍵となりました」

6 GHz AFCに関するWi-Fi Alliance®の資料はこちらをご覧ください。

WInnForumの主要ドキュメントは以下をご覧ください。

Wireless Innovation Forumについて

1996年に設立されたWireless Innovation Forum™は、設備機器ベンダー、サブシステム ベンダー、ソフトウェア開発、技術開発、通信サービス プロバイダー、調査およびエンジニアリング組織、学術機関、政府官公庁、規制当局、また周波数帯の革新的な利用および基本的な通信システムと重要な通信システムを含む無線通信システムの開発を支援するテクノロジーの発展について、共通のビジネス利益を有するその他の組織で構成された国際的なグループです。詳細はwww.WirelessInnovation.orgをご覧ください。 同フォーラムのプロジェクトは、プラチナ スポンサーのThales社が後援しています。

Wi-Fi Allianceについて

Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、世界中のユーザーにWi-Fi®を届ける、企業の世界的なネットワークです。このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー体験を提供するというビジョンを共有しています。2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は75,000を超えています。Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

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