業界団体の共同コンソーシアム「Consortium for SEP 2 Interoperability 」結成 - 幅広いエコシステムのコラボレーションを実現

October 25, 2011

HomePlug® Alliance、Wi-Fi Alliance®、ZigBee® Allianceは本日、「Consortium for SEP 2 Interoperability」(SEP相互運用性コンソーシアム)の結成について、正式合意に達したことを発表しました。このコンソーシアムは、電気・ガス・水道、製品ベンダー、消費者のすべてを含むスマートグリッドのエコシステムに、アプリケーションとデバイス間の高い信頼性の相互運用性を提供します。この合意によって、相互運用性のテスト スイートを開発していくコンソーシアムの構造が規定されます。コンソーシアムの今後のプランは、8月に発表の予定です。

同コンソーシアムでは、有線と無線両方のネットワークを通じ、スマートグリッドによるエネルギー管理がもたらす様々なメリットを消費者が活用できるようにすることをねらいに、相互運用可能なSmart Energy Profile 2(SEP 2)製品の市場における可用性の促進に重点が置かれます。SEP 2はIP(インターネット プロトコル)ベースのアプリケーションで、住宅用エネルギー管理デバイスの標準として、2009年に米国NIST(National Institute of Standards and Technology: 国立標準技術局)に採用されました。

同コンソーシアムは、有線と無線の様々なデバイスの相互運用性を検証するための、包括的テストと認定テストのスイートを定義、管理します。 認定対象となる製品には、サーモスタット、アプライアンス、電気メーター、ゲートウェイ、電気自動車、その他スマートグリッド環境の様々なデバイスが含まれています。

Consortium for SEP 2 Interoperability会長のエドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。 「スマートグリッドを実現する上で、製品の相互運用性はその根本となります。本コンソーシアムは、多様性に富むスマートグリッドのエコシステム全体を通じ、相互運用性を検証するための活動を展開していきます。

Consortium for SEP 2 Interoperability副会長のボブ・ヘイル(Bob Heile)は次のように述べています。 「各メンバーからの集合的な経験とノウハウを活用することで、SEP 2は確実に質の高い環境を提供し、消費者はエネルギーを利用する上で賢い選択ができるようになるでしょう。」

Consortium for SEP 2 InteroperabilitySEP 2相互運用性コンソーシアム)について Consortium for SEP 2 Interoperabilityは、SEP 2製品の相互運用の実現を推進し、その活動を統一することを目的とした、特定の通信技術に縛られない包括的なフォーラムで、HomePlug PowerLine AllianceWi-Fi AllianceZigBee Allianceの3団体によって2011年に結成されました。メンバーシップはオープンで、SEP 2にビジネスの関心を寄せている、一定の資格を有する企業であればメンバーとして参加することができます。メンバーシップに関する完全な情報はMemorandum of Understanding(了解覚書)をご覧ください。お問合わせは、下記連絡先もしくはhttp://www.sep2i.org/をご覧ください。

Contacts:

Megan Shockney The Ardell Group for HomePlug Powerline Alliance megan@ardellgroup.com +1 858-442-3492

Karl Stetson Edelman for Wi-Fi Alliance karl.stetson@edelman.com +1 206-268-2215

Rachel Smith GolinHarris for ZigBee Alliance rsmith@golinharris.com +1 714-918-8208