Wi-Fi Alliance®、「World Wi-Fi® Day」を祝福

最新動画を公開 ハイテク分野と政府分野のビジョナリーが、Wi-Fiのグローバル インパクトを語る

米国テキサス州オースチン発 2019620 - 本日 Wi-Fi Alliance®は、20年にわたり世界中のユーザーをつないできたWi-Fiテクノロジーの #WorldWiFiDayを祝しています。Wi-Fi®の業界リーダー、政府関係者、消費者のすべてが、Wi-Fiは今日最も大きな成功を収めているテクノロジーの1つであると認めています。Wi-Fi Allianceが公開しているこちらの動画(「Celebrating 20 Years of Wi-Fi」)では、Wi-Fi 業界に貢献してきた関係者およびリーダーたちが、Wi-Fiテクノロジーの誕生とインパクトに関するコメントに加え、これからの10年におけるWi-Fiのイノベーションについて予測を述べています。

Wi-Fi’の成功の基盤となったのは、まず1985年に米国連邦通信委員会(FCC)が免許不要で利用できるようにいくつかの帯域を開放したことでした。これに続き、相互接続のグローバル規格が定義されたことによって、大規模なWi-Fi イノベーションへの道が拓かれました。このように無数の製品への道筋が確立されたことで、Wi-Fiはコネクティビティ エクスペリエンス(接続体験)全体を永遠に変える存在となりました。ユーザーによるデータ アクセス環境を一新したWi-Fiは、平均的な消費者にとっては「インターネット」とほぼ同じ意味を持つようになっています。Wi-Fiによってビジネスシーンにおける「BYOD(個人所有端末の業務利用)」が可能になり、真のモバイル ワークフォースが誕生しました。また、Wi-Fiによって通信事業者はユーザーの無線データ ニーズを大規模に共有することが可能になりました。Wi-Fiの世界的な成功は、規制当局と科学技術者のコラボレーションによって何を実現できるのかを示す好例です。これからも利用可能な免許不要帯域を広げていき、Wi-Fiのイノベーションをさらに後押しする上で、両者の継続的な関係は必要不可欠なものです。

ユーザーがどこにいても手頃なコストでオンライン接続できる環境を実現したWi-Fiは、全世界に大きなインパクトを与えました。スタジアムではファンのエクスペリエンスを高め、空港では旅行者にシームレスな接続環境を提供し、公共交通機関では常時接続環境を実現しています。現在Wi-Fiはスマートシティおよび公共アクセス ネットワークになくてはならない存在になっており、各国政府は数百万ユーザーへの無料Wi-Fiの提供パブリックWi-Fiの可用性の大幅な向上接続環境のギャップの緩和地方農村部や新たな分野への拡張など、さまざまなイニチアチブを推進しています。またWi-Fiは、過酷な環境下における作業条件の向上災害復旧の支援、また公共の場における安全確保でも広く活用されています。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。
「この20年を通じてWi-Fiは世界を大きく変えました。この間Wi-Fi Allianceのメンバー企業は、手頃なコストと優れたパフォーマンスの強力な組み合わせを実現するWi-Fiを世界中のユーザーが利用できるようにするために、懸命の努力を重ねてきました。世界中どこでも高い信頼性で共通の接続エクスペリエンスを提供するWi-Fiは、ハイテク時代における最も大きなサクセス ストーリーの1つです」

Wi-Fiが世界経済に及ぼしている影響は一般的に低く見られがちですが、実際の貢献度は非常に大きく、2018年の世界経済にもたらした価値は2兆ドル近くに上り、2023年までに3兆5,000億ドル近くに達することが見込まれています。利用できる免許不要帯域が広がるのに伴い、経済環境へのWi-Fiの貢献度は引き続き右肩上がりで推移するでしょう。Wi-Fiは仮想現実(VR)や拡張現実(AR)、リアルタイム ゲームなどの分野に加え、省エネ型のIoT(モノのインターネット)アプリケーションといった分野におけるさらなる発展が見込まれます。また自動車、医療、農業、教育をはじめとする幅広い業界も、接続性と生産性のこれまで以上の飛躍的な向上を社会にもたらす次世代 Wi-Fi CERTIFIED 6™など、今後のWi-Fiの進歩によるメリットを享受できます。 

冒頭で紹介した最新動画では、#20yearsofwifi を祝し、AirTies社、Boingo社、Broadcom社、Comcast社、CommScope社、Cypress Semiconductor社、IEEE(米国電気電子学会)、Intel社、Lennar社、Marvell Semiconductor社からのテクノロジー リーダー、また米国連邦通信委員会(FCC)、米国議会、国際電気通信連合(ITU)、欧州郵便電気通信主管庁会議(CEPT)、国家周波数管理局(National Frequency Agency)、総務省(MIC)など世界各国政府のビジョナリーからのコメントを紹介しています。

ぜひこちらで動画をご覧ください

Wi-Fi Alliance®について
www.wi-fi.org
Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。 このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は45,000を超えています。Wi-Fi CERTIFIED は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。 今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。 これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

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